本気(マジ)になりそうな俺なのさ
まだ、『死者の学園祭』読み終わってないけど。
ケータイ小説評論の第一人者速水健朗さんのブクマ経由で「スタンダード・ナンバー:裏[4k](ura_shike)落語中心に他いろいろ」。
薬師丸ひろ子「メイン・テーマ」と南佳孝「スタンダードナンバー」の元ネタ。
作詞は両方松本隆だそうです。
スタンダード ナンバー と メイン・テーマ | Cafe de Cercle - 楽天ブログ
てこって『メイン・テーマ』(併映は原田知世『愛情物語』)。
主演:薬師丸ひろ子 監督:森田芳光
で、何はなくとも原作:片岡義男。
その中身は
見つけたいもの、それは本当の自分
自分の<メイン・テーマ>を探しに旅に出た
彼女と彼の物語
だそうです…初めて知った。沢尻エリカ様の復帰作になんかにこれのTVリメイクなんてよろしいんじゃないかぁ。ナンビョードラマで母娘の役で共演してるんだし。
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で、"自分探し"っていえば
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で、こっちも並べてみた。
「メイン・テーマ/スタンダード・ナンバー」
愛ってよく分からないけど
傷つく感じが素敵/傷つく感じがイイね
笑っちゃう 涙の止め方も知らない/泣くなんて馬鹿だな 肩をすくめながら
20年も生きてきたのにね/本気になりそうな俺なのさ
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南佳孝ぬいて、片岡義男@角川映画ってことならもいっこ、『彼のオートバイ、彼女の島』。
実はこれが今日のメインテーマなんである。
この映画で春樹はマジに典子を見切ったようで、
とうとう主演の座からすべりおちる。
「『死者の学園祭』やりたいですね」どころじゃなくなるのである*2。
「角川映画新人女優募集オーディション」グランプリを受賞した時点では、まさか特別賞の人間どころか、その姉に主役の座を奪われることなど夢にも思わなかっただろう。例えばこれがその妹/姉というのが石田ひかり/石田ゆり子とか中山忍/中山美穂、だったらそこまで傷は深くなかったに違いない。この際ミス・ユニバース九州代表なんて肩書きは関係ない。
いや、だって渡辺典子ってオートバイの免許持ってるんだし、『いつか誰かが殺される』じゃ乗ってるし(小説版『メイン・テーマ』の主人公の女性も「オートバイで一年間旅を続けている」ってな設定だったりする・・・)。
それから高柳良一との映画初共演がこんなカタチになるなんて思わなかっただろう。wikipedia:高柳良一
ま、そもそもメインローテじゃないから
主演ではなくなったと言うのは大きい。が、そもそも主演だったときから表/裏でいえば裏だったのが渡辺典子主演映画である。
それは同時上映(併映)を見れば一発でわかる
Kadokawa Document 2
ひろ子&知世の表のローテーションの谷間を懸命に埋めていた、ホークスでいえば倉野や星野のような存在だったのである。たぶん予算の差は和田、杉内との年俸の差くらいあったかもしれない。
でもって、その扱いの違いが一目でわかるのが
『いつか誰かが殺される』
と『探偵物語』
ま、そりゃ今現在何チョンパとか何リットル*3とかで評価するような映画ばっかり(でもないけど)観てる人(id:globalhead)が『セーラー服と機関銃』を映画館で10回観たとか言ってるんだから仕方ないよね。