2010-09-01から1ヶ月間の記事一覧

『グーグー』ショックから2年もたっておるではないか。

2年前に吉田アミさんに導かれるように、大島弓子を読みはじめた。 そん時は簡単に手に入るだろうと思っておった花咲く乙女たちのキンピラゴボウ〈前編〉作者: 橋本治出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 1995/06/25メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 12…

Chocolate disco・very〜スルーしてたマンガ

ガロ「特集 三流えろ劇画雑誌の黄金時代」に載ってた魚喃キリコのデビュー作(?)を読んだ後、ナナナンの未収録作品を一覧をみてたら、「QJ」vol.16のサニーデイ・サービス特集に「夕暮れ」ってな作品が収録されているのを知って、当該号を引っ張り出してくる。 …

>フェア・・・そして真打ち登場!!

昨日紹介した『戦争の犬たち』が発売された時期は映画『スローなブギにしてくれ』公開にあわせた「片岡義男フェア」の時期で、シオリとチラシはこんな感じ である。 んで、この作家フェアでこの日記的に最重要なものの一つが「大薮春彦フェア」on『野獣死すべし…

角川文庫とハルキ映画の盛衰

『ナイルの宝石 (角川文庫)』についてた帯は 他所の映画の原作本にハルキ監督作品の告知が堂々が入ってる。 これは『戦争の犬たち (下) (角川文庫)』のころににも、しっかり『スローなブギにしてくれ』を入れてた のも同様なのである。 ところが後藤久美子主…

セーラー服と機関銃×3

映画ジャケ文庫としてのセーラー服と機関銃 (角川文庫 緑 497-1)作者: 赤川次郎出版社/メーカー: KADOKAWA発売日: 1981/10メディア: 文庫 クリック: 1回この商品を含むブログ (5件) を見るの3種 に続いて、先日シングル盤を3枚を揃えた。 薬師丸ひろこ「セ…

青林堂でとちゅう下車

「追悼村井修平!」から始まったこのシリーズ(だったのだ)。 『ゲゲゲの女房』の『ゼタ』(ロゴの上半分が!)で、「ペヨトル経由」ってことで、当時ペヨトルの社員だった黒田一郎の「村崎百郎」デビューといわれている『ガロ』1993年10月号「特集根本敬や幻の名盤解放…

「少年」「天使」「少女」角川発ペヨトル経由

行き先はよう知らん・・・ビブロスとか新書館とか芳文社とか・・・。そう、昨日紹介した1999年の夏休み (角川ルビー文庫)作者: 岸田理生出版社/メーカー: 角川書店発売日: 1992/11メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 2回この商品を含むブログ (2件) を見るを読んで…

みっつの名前がふたっつ

深津絵里モントリオール世界映画祭最優秀女優賞受賞記念の映画ジャケってことなら、悪人(下) (朝日文庫)作者: 吉田修一出版社/メーカー: 朝日新聞出版発売日: 2009/11/06メディア: 文庫購入: 14人 クリック: 86回この商品を含むブログ (169件) を見るのカバ…

追悼村井修平!非ハルキ映画シナリオ文庫

そういえば「シナリオ悪霊島への道」ってなことやってたような・・・ なにはともあれ、探索してた映画ジャケで、なおかつ中身も読みたかった シナリオ熱海殺人事件 (角川文庫)作者: つかこうへい出版社/メーカー: 角川書店発売日: 1986/04メディア: 文庫この商品…

ちっともドキドキしなかった「ライダー4号は君だ!!」

ひさしぶりに長風呂しようとなつかしのTV青春アルバム!―特撮・アクションドラマ篇 (文春文庫PLUS)作者: 岩佐陽一出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2001/12メディア: 文庫この商品を含むブログ (3件) を見るを持って湯船に浸かったんだけど、5分もしないう…

タケル・ザ・バーバリアン

ヤマトタケルの話って、おそらく中学か高校に豊田有恒の「ヤマトタケル」シリーズを読んで以来のことなんで、僕の中に特別な「ヤマトタケル像」というもんなんか無かったのだけど、さっき読んだヤマトタケル作者: 山岸凉子出版社/メーカー: 角川書店発売日: 1987…

伊賀忍法典子の隠しの術

「角川映画10周年記念特選チラシセット」 犬神家の一族 人間の証明 野性の証明 蘇る金狼 復活の日 汚れた英雄 幻魔大戦 時をかける少女 里見八犬伝 Wの悲劇 ハルキ事務所設立10周年記念の「ハルキ映画」代表の10作品のチラシセットである。一見バランス良くセレ…

うれしいごやく

ぼちぼち読んでる映/画、黒片 クライム・ジャンル79篇作者: 滝本誠出版社/メーカー: キネマ旬報社発売日: 2010/08/07メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 18回この商品を含むブログ (9件) を見るこの手の本の良いとこは最初から順番に読んでかなくてもいい…

消された「 」あるいは「・」〜erased space or Interpunct〜

『時をかける少女』の終章のいっこ前のタイトルは「消された記憶」である。まあ宇宙人や未来人、巨大な秘密結社などなどに記憶を消されるというのはSFのみならず、よくあるアイデアである。ネット上ではホント都合良くいろんなことを忘れることができるなぁ…

森茉莉ってすごいね。

はてなで日記を書き始めてたから、たぶん5年くらい前のことだと思う。ネット上のどっかでとある人が「外国人なのにマリなんて日本人みたいな名前で」と書いていて、そのとき「はてブ]をやってたら「なんだ、このアホは」なんていうゲヒたブクマをしてたと思う。…